風光礼讃: Autumn Moon at Ishiyama Temple — 石山寺の秋月 - Japanese Art Open Database

絵師: 風光礼讃

作品名: Autumn Moon at Ishiyama Temple — 石山寺の秋月

日付: 1933

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情報源: Japanese Art Open Database
浮世絵(全 17,130 件)を表示...

画題等:

古来より風光明媚な地として知られる・・・ 名勝 近江八景の景観を・・・ 叙情性豊かに描き上げた・・・ 近代の絵師 土屋光逸の木版画です!!! 木版画 土屋光逸 『近江八景』より「石山寺の秋月」 作者 : 土屋 光逸 [ Kouitsu Tsuchiya ] ( 日本 : 1870 - 1949年 ) 昭和8年 ( 1933年 ) サイズ : 大版( 38.9cm± 25.9cm± ) コメント : 「石山寺は月の名所として「近江八景」に加えられているが、それを象徴するような建物が、画面中央に描かれている江戸時代後期に建てられた「月見亭」であろう。石山寺は奈良時代の中頃に良弁(ろうべん)によって創建された。開基良弁が桂灰石の岩上に小堂を建てて本尊(聖武天皇念持仏の如意輪観音像)を祀ったことが寺名の由来となっている。創建当初は、東大寺盧遮那仏(奈良の大仏)造立にかかわる、半ば公的は寺(官の寺)としての性格を持っていたが、平安時代の延喜年間(901〜923年)頃から観音信仰の高まりとともに観音霊場としての信仰を集めるようになり、法皇や貴族などの参詣が盛んとなった。また、藤原網母(『蜻蛉日記』の作者)や菅原田孝標女(たかすえのむすめ)(『更科日記』の作者)、紫式部(この寺の参篭中に『源氏物語』の着想を得たといわれる)などがこの寺に参詣している。鎌倉時代や室町末期には戦乱の影響も受けるが、室町以降には観音霊場信仰は庶民の間にも広まり、江戸時代になると西国三十三所漢音霊場・第十三番札所として石山寺はますます賑わった。」(茅ヶ崎市美術館『土屋光逸展図録』より抜粋) コンディション : 色目・状態とも大変に良好です。

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