歌川豊国: 「山姥 坂東三津五郎 見立」 - 演劇博物館デジタル

絵師: 歌川豊国

作品名: 「山姥 坂東三津五郎 見立」

日付: 1823

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情報源: 演劇博物館デジタル
浮世絵(全 46,279 件)を表示...

画題等:

参002-0560と101-6246 <3>坂東三津五郎が山姥を演じたのは文化7年、文政6年、文政12年の三回であり、さらに文政6年には市村座と河原崎座の二座で演じている。市村座は11月11日(絵本番付と評判記は11日、役割)番付・歌舞伎年表は9日)「大和大和花山樵」二番目大切「月花茲友鳥」(清元)。河原崎座は11月19日(絵本・役割番付は11月19日、歌舞伎年表は10月19日)「嫗山姥紅葉赤本」の六建目大詰所作「初深雪花の袖笠」(常磐津)。文政6年の前記上演をふまえ、落款を初代豊国のものとすれば、本図は文政6年11月以降に出版されたものと考えられる。画中の文字の墨色の違いから、「見立」は後につけ加えられた可能性があり、「見立」とつかない版が存在した可能性が残される。

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