絵師: 歌川豊国
作品名: 「常磐津喜代太夫」
日付: 1810
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情報源:
演劇博物館デジタル
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画題等:
落款と<3>坂東三津五郎と<5>岩井半四郎の同座状況から文化8年度と考証したが、同年度の絵本番付には本図と該当する場面がない。そのため、両者の扮装が最も近い文化7年11月「四天王櫓☆」の予定稿とした。ただし、同興行には常磐津喜代太夫は出演していない。ただし、「四天王櫓☆」は金主と太夫元で訴訟があったために興行を休む予定であったが、訴訟が解決したために急遽興行を行ったものである(『歌舞伎年表』、日大番付書き入れ)。そのため、実際に行われた芝居の内容とは異なる役者絵が描かれた可能性は高い。