歌川国貞による浮世絵「「俳優白猿 市川海老蔵」」

Utagawa Kunisada, 歌川国貞 (国貞〈1〉)による浮世絵「「俳優白猿 市川海老蔵」」

作者:歌川国貞

作品名:「俳優白猿 市川海老蔵」

制作年:1838

詳細:詳細情報...

情報源:演劇博物館デジタル
浮世絵(全 46,631 件)を表示...

説明:

口上に「海老蔵」とあり、右端に何か棒のようなものが描かれている。続きに菊五郎の口上がきて、二枚続きとして版行されたものヵ。 背景にある篆刻は「夜雨」。市川家ゆかりの号として、印記に用いられている。瓢箪模様は二代目団十郎が芭蕉が米櫃に使った瓢箪を愛用し、市川家の家宝になっているところから、同じく市川家ゆかりの模様としてしばしば落款などの模様に使われている。天保十年刊『役者外題撰(江)』尾上菊五郎評には「顔見世名残狂言日蓮記一世一代口上は内縁も有之は白猿丈御頼との噂 初日から作者発足ゆへニノ替に評致し升」とある。

画像をダウンロード