絵師: 歌川国貞
作品名: 「四季之所作の内 冬」「市川団之助」
日付: 1814
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情報源:
演劇博物館デジタル
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画題等:
四季の所作であるが、「冬」は所作ではなく、辻・役割にあるとおり「姫小松」三段目切を演じた。各番付のカタリ・辻の口上に「所作 狂言」とあるのも、冬が所作ではなかったことを示すと思われる。評判記「春夏秋 扇子の手珍らしく 新手の所作 つゝみのひやうし 花おとり 鑓のたて ひがきの所作 いつれも大てき 切に俊寛僧都島の物かたり 塩風にもまれてお顔もまつくろに 口跡も打てかはつたみのやつれ お安か忠義に都こひしき物かたりのうれい 徳寿丸を見て悦ひのてい 故人に其侭との評判にて 毎日/\の大入はお手がら/\」(文化12・01 役者譬節)。