歌川国貞による浮世絵「「三番叟 中村芝翫」」

Utagawa Kunisada, 歌川国貞 (国貞〈1〉)による浮世絵「「三番叟 中村芝翫」」

作者:歌川国貞

作品名:「三番叟 中村芝翫」

制作年:1828

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情報源:演劇博物館デジタル
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説明:

文政11年正月に二代目芝翫が江戸に下り中村座に出勤したときの座組に一致。「后の月酒宴島台」は渥美清太郎の解説によると、最初舌出三番叟(再春菘種蒔など)を演じ、引き抜きでそれぞれ翁の幸四郎がいきみの松、菊之丞が鳥追のお浜、芝翫が越後獅子の角兵衛を演じる。(参考図:101-5839,101-5957)。正本がのこるが、その詞章は冒頭「神楽はやしてまち/\めぐる」や、「ゑつちりゑちごの山坂こえて」などあることから、三番叟ではなく、引き抜き後の詞章だということがわかる。他、越後獅子は三代目歌右衛門が演じた変化舞踊で「遅桜手爾葉七字」や「慣ちよつと七化」などがあるが、本作品とは詞章が異なる。

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