絵師: 歌川国貞
作品名: 「故市村羽左衛門生帰し本説」
日付: 1864
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情報源:
演劇博物館デジタル
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画題等:
「小石川宗磬寺門前建具屋吉次郎妻たかと云もの七ヶ年已前巳年十二月二日の夜枕元に色青ざめたる男あり女房たか何れより来りしと問に猿若町二丁目座元市村羽左衛門なり此度御身の腹を借て午年九月廾一日に出生いたすなり追々成長に相ならは出家にいたさせ呉候様頼みゐるなり印には肩にうつ巻の痣ありと云を聞ば夢覚たり夜明て夫にも語りけるか翌午年九月廾一日酉の刻出生の男子肩にうつ巻の痣ありけれは市村座へ聞あわすに今の羽左衛門かたにても父羽左衛門へうつ巻の印をしてよありし覚へありとて此節着類道具をおくりやることになりしとかや胡泰が母は鶏に生高☆に恩をほうぜんと馬に生れしためし世になしとするにあらず 金秀主人記」「何世から此世にかへる旅役者浮世の中はうづまきの水」