北妙による浮世絵「「常源寺 釈教順 墓所千日 行年五十歳 嵐璃寛」」
作者:北妙
作品名:「常源寺 釈教順 墓所千日 行年五十歳 嵐璃寛」
制作年:1837
詳細:詳細情報...
情報源:演劇博物館デジタル
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説明:
画中詞「此度ふと仮初の病に臥しつく/\とおもひみればことしは師匠橘三郎が十七回忌に当りぬれば追善の狂言には何をがな又師にちなみある人々をかそへみるに十のゆびのうちやつこゝのつまで故人と成る たゞさへたよりなきうへに親ともおぢとも思ひ居たりし片岡仁左衛門にも此春身まかり近頃多病[の ]なれや師の年回はともらはでかへつて此身の年忌をば何人にかとはるらんといよ/\心細けれども師の名をつぎし恩報じ かつは永々幼少より御とり達に預りし御国中の御贔屓さまにも御礼のほど申上たくまひとたび全快と心ばかりははやれども無情の風時をきらはず此水無月の中の三日夕の風に橋の花実ももろく散りゆく此身あはれ御贔屓の御方々さままで一夜の御回向をこひねがふのみ」「辞世 西へゆく身は涼しけれ法の船」とあり。
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44% 一致ボストン美術館