絵師: 歌川豊国
作品名: 「[清玄律師] 尾上松緑」「天竺冠者 尾上松助」
日付: 1810
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情報源:
演劇博物館デジタル
浮世絵(全 46,279 件)を表示...
画題等:
画中「●未得しんがくとうしよむちうとにうぜうなせしせいげんに事とひ給ふはぼさつかほとけか▲イヤきそうをよびしはさんぞくのちやうほんてんぢくくわんじやといふもの●シテまたこゝは十かいのいづく▲所はすなはちしやばせかいさんしうによいの山ふかみ●すりやいまもつてせうじてうやのそらあけやらで▲五ぎやうそのみをはなれぬひじり●そうして今のねんげつは▲しようげん二年はるのおはり●エゝあさましやはづかしやによにんぢごくしのうだんぶつしゆとねはんのけうもはつめいせしせいすいじのそうりよのみがにうでうのみぎりよしだのむすめさくらひめをみそめしより此身は火たくをのがるゝともこひやみのねんをはらさずはぜうふつのみち覚束なしとわがなをゆづりしとていのしよけ清玄が身にげんぢやくしその一ねんに引されて二とせすぐるけふまでのぜうどへいたらずながらへしまよひもたれゆへ桜姫▲さてはそれゆへ今もつてきへもやらざるりんゑのたましひしかしかくまで思ふともうはさにきけばさくらひめしみづのくわんじやがらくいんたるみきのぜうきよはるとはやいひなづけせしとのことしからばきそういかほどにこひしたうとも此ねがひは●イヤたとへさだまるをつとありともぜうどのみちをひめゆへにぼんなうのみちにかへたるうへはこひしと思ふ一ねんにてのぞみをかなへでおくべきやエゝねたましいナア」とあり。