歌川国貞による浮世絵「「久松 実ハゐなぼ幸蔵 市川団十郎」」

Utagawa Kunisada, 歌川国貞 (国貞〈1〉)による浮世絵「「久松 実ハゐなぼ幸蔵 市川団十郎」」

作者:歌川国貞

作品名:「久松 実ハゐなぼ幸蔵 市川団十郎」

制作年:1818

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情報源:演劇博物館デジタル
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説明:

絵本番付には本図と全く同じ場面は見られないが、この三人が同時に登場する二番目三幕目を描いたものかと思われる。辻番付の絵では、箱の上に乗る団十郎や腹に刀を突き差す幸四郎など符合点は多い。また清兵衛の背中に彫られた「むさし野にさもはひこりし鬼薊」の句が、辻に描き込まれている提灯の「武蔵野に名もはびこりし鬼あざみ」に通じる。本図は辻番付が出た段階で描かれた予定稿ヵ。 辻「油屋でつち久松 実は稲穂幸蔵」、役割「あぶらやてつち久松 実は稲穂幸蔵」

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