絵師: 歌川国貞
作品名: 「白井権八実ハ八重梅 岩井粂三郎」
日付: 1825
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情報源:
演劇博物館デジタル
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画題等:
凸型の三枚続きヵ。参考図101-2344。場立、場名は台帳（『鶴屋南北全集』第10巻所収）による。絵本番付では三幕目とある。追番付によれば、2月20日より追加された場ヵ。台帳によれば、百足煙草屋で権兵衛と八重梅（権八に扮していた）は実の父娘とわかり、権八（小紫に扮して2階にいる）の傷を治す薬とするために、八重梅は煙草切りの包丁で、権兵衛は槍（百足丸）で自害する。屏風には「十一童亀岳」とあるが、古井戸秀夫氏「勝田亀岳」（『論集近世文学』2所収）によれば、文政8年、亀岳は数え年11歳ということになる。 辻番付、追番付役名「助太夫娘八重梅」、役割番付役名「助太夫妹八重梅」、絵本番付役名「八重梅」。文政9年正月刊の役者評判紀『役者珠玉尽』では、「<頭取>八重梅はさしたる事なし」とある。
