歌川国貞: 「田舎娘やとり木 岩井半四郎」 - 演劇博物館デジタル

絵師: 歌川国貞

作品名: 「田舎娘やとり木 岩井半四郎」

日付: 1824

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情報源: 演劇博物館デジタル
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画題等:

評判記「役者花見幕」菊之丞評では「切に清盛の恋慕を叱り弁天の神霊きびしい事」とあり、三津五郎評の「【狂言好】今度の浄るりへ秀佳を遣わぬとはどふいふ物だ【おどり子】秀佳さんの所作を見やうと思つたにちからが落たわいな」から、四立目浄瑠璃の後、四立目切に菊之丞が弁天の神霊になった姿であると考えられる。しかし、三枚続きとして考えると、中央の半四郎の役名が「お市」でないこと、評判記では六立目の出演であることから考えて、予定稿であると思われる。 役割:曽根村の賤の女お市。評判記「役者花見幕」半四郎評では、「此度賤の女お市実ハ女熊坂物見のお松。格別のお役ではなけれど、此者が出らるゝと、ぶたいに貫目が有て、又違ふた物でムります」。評判記の挿絵のお市と扮装が同じである。

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