歌川国貞による浮世絵「「三番叟 引ぬき放下師音吉 中村歌右衛門」」
作者:歌川国貞
作品名:「三番叟 引ぬき放下師音吉 中村歌右衛門」
制作年:1841
詳細:詳細情報...
情報源:演劇博物館デジタル
浮世絵(全 46,631 件)を表示...
説明:
ほぼ同構図で国芳のものがあり。(GNo.101-5823) 天保13年正月役者評判記『役者投扇曲』には「大黒まひ音吉[ヒイキ]成駒屋が上手な事はしれた事だが公家高家大名町人みなそれ/\にしわけるが 浅草の音吉なぞはうまいものであつた[りくつ者]音吉なぞのまねをほめるとは何事だ あいらは小屋ものとて豆蔵どうぜん あちらで歌右衛門が物まねをするこそよけれ 天下で御めんなされた二町まちの芝居で奥山のまねをするとて嬉しがる見物の心のしれぬ ばか/\しい[芝居好]こじきのまねでも何のまねでも見物の気に入る処が当世/\[老人]むかしは小道具でも多くはりこの物を遣ふたに 今は本物を持出すやうになつたが うそのものを本のやうにとりなすが狂言 故人松緑がいふには非人こつじきと病人ばかりはそむけてきれいなこしらへでせねばならぬとの事で厶る」とあり。