歌川豊国による浮世絵「「瀬川路考をいたみて 式亭三馬題 」」

Utagawa Toyokuni I, 歌川豊国 (豊国〈1〉)による浮世絵「「瀬川路考をいたみて 式亭三馬題 」」

作者:歌川豊国

作品名:「瀬川路考をいたみて 式亭三馬題 」

制作年:1812

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情報源:演劇博物館デジタル
浮世絵(全 46,631 件)を表示...

説明:

「瀬川路考をいたみて 式亭三馬題 .長生<ちょうせい>の.亀三郎<かめさぶろう>は。.深<ふか>く.泥中<でいちう>に.入<いり>て。.跡<あと>を.匿<かく>す。.不老<ふらう>の.仙女<せんぢよ>は。.遠<とほ>く.雲外<うんぐわい>に.去<さり>て.影<かげ>を.失<うしな>ふ。.紋<もん>の.結<ゆひ>わた.連綿<れんめん>として。.瀬川帽子<せがわぼうし>の.色<いろ>も.香<か>も。.江戸紫<えどむらさき>のひともと.菊<きく>。.千<ち>とせの.秋<あき>を.契<ちき>りたりしも。.此顔<このかほ>みせの.霜<しも>にうつろふ。.路考<ろかう>が.幸<さち>なきをいかにせん。さく.花<はな>のをととしより。.打<うち>つゞく.親<おや>と.子<こ>を。.合<あは>せて.三<み>ツ.瀬川<せがわ>の.浪<なみ>をたつる.常<つね>なき.風<かぜ>のすさめるこそ。うたてかりけれ。ありし世のわざをぎを思ひ出てよめる例のつたなき歌 .愁<うれ>ひ事ハ上手としれどおもひきや身まかりて又なか(左に「泣」)すべしとは。 仙女の句を飜して ながらへて此大江戸のありかたや みくにの春にあはぬほいなさ」(掛軸)「一陽斎筆 寒けれとも梅もあり 雪をふみ分ておかねハならぬありかたき みくにの春にあわんとて右絶筆之吟 仙女」

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