絵師: 歌川豊国
作品名: 「名残口上」「清玄のゆふこん 岩井半四郎」
日付: 1820
詳細: 詳細情報...
情報源:
演劇博物館デジタル
浮世絵(全 46,279 件)を表示...
画題等:
画中「乍憚口上 高ふはござりますれど是より口上を以申上まする まづは当芝居御ひゐきとござりまして早朝よりかよふニ賑々敷御見物にお入下されまするたん 惣座中いか計か有難仕合ニござりまする したがひまして此年年来の心願に付まして 松本幸四郎同道いたしまして 当四月上旬伊勢参宮金毘羅江参詣仕まするニ付 無拠上京仕ますれは しはらくか間御江戸御見物様かたの御目見も仕兼ますれは 御ひゐき御取立に預りましたる御当地の御いとま乞 御名残おしくはござりますれと 帰国いたしましたるせつは 又々相かはらす御ひゐき遊され下されまするよふ 先は御当地御名残の口上 すみからすみ迄すらりつとお願ひもふし上まする かゝる色江戸の外なし杜若 応需酔中一夢☆」とあり。