歌川豊国による浮世絵「「生駒長吉 市川団十郎」」

Utagawa Toyokuni I, 歌川豊国 (豊国〈1〉)による浮世絵「「生駒長吉 市川団十郎」」

作者:歌川豊国

作品名:「生駒長吉 市川団十郎」

制作年:1819

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情報源:演劇博物館デジタル
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説明:

絵本番付では、二幕目の絵組と一致。『鶴屋南北全集』所収の台帳(弘化五年)では、序幕「洛陽清水花見の場」。長吉と長五郎が菊地の重宝・龍虎の一軸の詮議を自らの手柄にしようと争い、立ち回りになる場面。 文政三年の評判記『役者開帳』市川団十郎評に「七月狂言生駒長吉にて梅幸丈濡髪長五郎両人前髪立の武士、たがひに深あみ笠にて坂の石段に腰かけての出端殊にきれいでござんした」「三升のかふつた笠は布施編笠といふて、下総の布施という所て作る編笠じやが、はなはだ古風な形でござる」とある。

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