歌川豊国による浮世絵「「(役者夏の富士)」」
作者:歌川豊国
作品名:「(役者夏の富士)」
制作年:1800
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情報源:演劇博物館デジタル
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説明:
五代目海老蔵は、前年5月に叔父の六代目団十郎が急逝したため、この年の11月の顔見世興行で七代目市川団十郎を襲名、このときわずかに10歳であった。この絵は舞台と直接の関係はなく、役者の平生の姿を描いたシリーズのうちの一枚。幼い市川団家が肩に担ぐのは、新年に寺社で売られた縁起物と思われ、後見役高麗蔵とともに恵方参りにでかけた様を描いたものか。参考図601 画中「花やかにいさんて這入る見ふつを外へちらさぬ春の高麗蔵 万寿形庄司」とあり。
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