絵師: 歌川豊国
作品名: 「法花長五郎 尾上菊五郎」
日付: 1823
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情報源:
演劇博物館デジタル
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画題等:
場名は役割番付より。池田文庫(江0622)に同場面の三枚続きあり(粂三郎のおかんが追加されている)。「両方の布籠、舞台真中にて行合ふ。よき程に、チヨント空へ月出る。両人月あかりにて顔見合て、」「両方、抜合せ切り結ぶ事。肥前坊、又候切込む刀にて、長五郎の乗つたる布籠の綱を切る。」(『鶴屋南北全集』) 役名「法華長五郎実ハ三国の吉祥丸」(役割・辻番付)。辻と絵本の絵では、この場面の菊五郎は「座頭日朝実ハ日蓮上人」の配役で描かれている。『鶴屋南北全集』では長五郎。日蓮上人と長五郎は兄弟の設定で、共に北条側に属する人間。